OHPフィルム・転写シール自作

転写シールを自作してレジンに封入実験【厚みや使用感など紹介】

更新日:

こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
今日は転写シールを自作レジンに封入してみようと思います。
転写シールとOHPフィルムとの比較(厚みや使用感)も紹介させていただこうと思います。
OHPフィルムでレジン封入フィルムを印刷する方法【デザインが自由に】も良かったら参考にしてみてください。
※転写シール自体がとても薄い素材ですので、長期間使用できるか等を含め、未確認です。
(アクセサリー加工等の場合どのくらいもつのか、劣化するか等、不明ですので試す場合は自己責任でお願い致します)

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転写シールについて

転写シール51113

こちらはエーワンの転写シール(透明タイプ)です。
サイズはハガキサイズとA4サイズがあります。
インクジェット対応です。
(転写シールはインクジェット対応のものが多いと思います)
他にも家電量販店やネットなどで、購入できます。

転写シールを購入する際の注意点

せっかく購入したのにプリンターが対応していなくて使えなかったり、透明タイプが良かったのに白地タイプを間違えて購入してしまったりする場合がありますので、注意点を記載しておきます。

  • プリンターがインクジェットかレーザープリンターかを確認し、対応したものを選ぶ。
  • プリンター自体が対応せず、受け付けない可能性があるので確認する。(裏面などに記載があるので確認する)
  • プリンターのインクの種類を確認する。
    (インクは染料系・顔料系とあり、染料タイプのみ対応や、両方対応しているものなどさまざまです)
  • 欲しい用紙のサイズを確認する。
  • 透明タイプと白地タイプがあるので確認する。

プリンターについて

エプソンEP-808AW

こちらはエプソンのEP-808という種類のプリンターです。
色は白と赤と黒とあります。
インクジェット対応(染料インク採用)で、背面手差し(1枚)が付いています。
今回はこちらを使用して印刷してみようと思います。

デザインを決める

転写シールとプリンターが用意できたら、次にデザインを決めます。
デザインは自分で作ったり、素材集などを使用するのもオススメです。
ネットで無料配布しているものなどもありますのでお好きなものを選んで決めます。
素材集やネットで見つけた素材などを使用する際の注意点は、著作権等がありますので、商用利用する場合など特に気をつけてください。

作り方

転写2
1.イラストレーターでハガキサイズ(100×148)で好きなデザインを並べました。
※文字などは反転させておきます。
転写シール51113
2.転写シールを用意して、裏面にプリンタドライバ設定表が記載されていますので、確認します。
EPSONの欄に写真用紙とありますので写真用紙・ハガキサイズで設定します。
転写3
3.印刷する面を下にしてセットします。
設定等確認したら、プリントします。
転写4
4.印刷されたら、ドライヤーを1分以上あてて乾燥させます。
※すぐに触ってしまうと、インクが伸びてしまうので注意が必要です。
しっかり乾燥させたら、透明糊フィルムを印刷面に貼り合わせて転写シールの完成です。

転写シールをレジンに封入

転写方法(一例)

転写7
1.レジン液をシリコンモールドに入れてUVライトで硬化します。
転写シールが見やすくなるようピカエース(スノーホワイト)とラメで色をつけました。
転写6
2.転写シールを切り取ります。
雪の結晶にしました。
転写5
3.硬化したレジンに切り取った転写シールをのせます。
場所を決めたら、透明フィルムをはがして、レジンに貼り付けます。
水で濡らした綿棒をシール裏面の紙の部分に付けて濡らします。
しばらくおいて水をなじませたら紙を少しずつ移動し、転写されているのを確認しながら紙をはがします。
転写完成
4.転写された上にレジン液をのせて硬化しました。
転写シールが封入されたレジンモチーフの完成です。

転写シールを自作してレジンに封入した感想

OHPシート(レーザープリンタ使用)転写シールと比較

転写の方がシールを貼り合わせたりなどの手間は少しかかりましたが、フィルムの厚さは転写の方が薄いので、仕上がりは綺麗です。
ただ転写なので直接、転写する場合は、いちど場所を決めたら移動できない点があります。
この点は、あらかじめ転写シールに合わせた小さいレジン液を硬化してそこにシールを転写しておいて、パーツとして封入したりすれば移動できると思います。

転写シールが光の反射で角度によっては、少し目立つ(浮いて見える)

ラメを使ったり、レジン液を重ねるなどの対処をした方が綺麗に仕上がるかと思います。
ニス等(?)を塗る方がいいのかもしれませんが、まだ試していないので、また試したら追記しようと思います。

デカールシートという素材

エーワンのデカールシートも試してみましたが、転写シールよりも厚みが薄いようなので、いいかと思いましたが、実際に印刷してみたところ、黒色の馬車が薄すぎる(透けるような)感じに仕上がってしまいました。
結晶はもともと色が薄いので大丈夫でしたが、少し薄いように感じました。
印刷の仕方が良くなかったのか、なにか他にも原因があるかもしれませんので、他にもいろいろ試してみようと思います。

また、何か発見したら記事に書いてみようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうごさいました( ´ ▽ ` )ノ

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