こんにちは( ´ ▽ ` )ﾉ
UVレジンで作品を作る時に、悩ましいのが気泡ですよね。
今日はそんなレジンの気泡の悩みを解決してくれるエンボスヒーターの説明と使い方について書こうと思います。
※火災などに注意するとともに、レジンに長時間あてると危険な可能性がありますので長時間あてないようにし（ドライヤーの感覚で使用しないでください）使用の際は自己責任でお願いいたします。
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目次
エンボスヒーターについて
気泡を発見して、潰そうとしてもなかなか潰れなかったり、すくったつもりでもすくえてなくて、気泡が隅の方に移動するだけだったりで疲れます。(´Д` )
エンボスヒーターがあれば、レジン液を温めて気泡を消すことができるようです。
ネットなどでエンボスヒーターと言うものがあることは知っていましたが、使い方も分からずなんとなく難しそうで、何より本当に気泡が消せるのかという不安がありました。
お店で売っているのを発見した時、滅多に見かけないので、買おうか迷ったのですが、結局、買わずにいました。
最近になってやっぱりほしいと思って、お店に連絡しましたが、折り返し連絡しますと言われてなかなか連絡が来ないので、お店まで車で向かっていましたが、途中で連絡が来て、結局、在庫切れでお取り寄せで２週間以上かかると言われました。
あの時、買っておけば良かったなぁと少し後悔しながら、やっぱりまだまだレジン関連の商品は自分の足で探すのは大変だなぁと思いました。
帰ってきて、アマゾンで探したらすぐに見つかり、しかも翌日届きました( ^ω^ )
便利です。
エンボスヒーター使用時の注意点
１．見た目がドライヤーの様に見えますが、ドライヤーではありませんので間違えないようにご注意ください。
２．熱風（２５０℃）が出ます、燃えやすいものの近くでは使用しないでください。
３．使用時は高温でやけどの危険があるので、ノズルに触れないようにしてください。（小さなお子様が触れないようにご注意ください）
４．作業終了時や作業中断時はスイッチをOFFにしてください。
５．湿気の多い場所で使用しないでください。
６．レジンにあてる時間は短く瞬間的に使用してください。
エンボスヒーターの使い方
１．エンボスヒーターを用意します。
周りに燃えやすいものは置かないようにしてください。やけど・火災等に注意して下さい。
２．シリコンカップなど耐熱のものを使って下さい。
３．耐熱容器でも熱くなるので、離して（５〜８センチくらい）風を当てます。
※下の写真はわかりやすくするため近くなっていますが、離して使用してください。
当てる時間は様子を見ながらまず３秒くらい温めて表面の大きな気泡を消します。
大切なのは一度に全部消そうとしないことです。
何度か風を当てて消すことを繰り返します。
瞬間的に当てて潰す感じです。
４．シリコンカップとレジン液が熱くなっている可能性がありますので冷ましてから、傾けて気泡を移動させて風を当てます。
手に風が当たらないように気をつけて下さい。
エンボスヒーターを左右に小刻みに動かすとプチプチっと気泡が消えます。
５．気泡が無くなりました。
つまようじでは消しにくい細かい気泡も綺麗に消えました。*\(^o^)/*
円柱（エンボスヒーター未使用）と六角柱（使用）を作って比較
円柱はエンボスヒーターを使用せず、自力でできる限り気泡を取り除きました。
六角柱はエンボスヒーターを使用しました。
下の２枚の円柱の写真は同じものです。
（写真が見えにくいので気泡に丸を付けて気泡の位置をわかりやすくしています）
六角柱はエンボスヒーターを使用して作ったので気泡がほぼありません。
（写真の小さい白い点はラメです）
エンボスヒーターを使ってみた感想
最初は本当に消えるのか不安でしたが、使ってみたら、簡単にささっと消すことができて、感動でした。
今までつまようじや針で悪戦苦闘していた時間が何だったんだろう思いました。
すくいようのない細かい炭酸の泡のような気泡も風を当てるとプチプチっと一瞬で消えて、消える瞬間がとても気分が良いです。
悪戦苦闘したことも、経験として良かったのかもしれませんが、エンボスヒーターを使うことで、ストレス無く作業をスムーズに行うことができました。
気泡とともにすくっていたレジン液の無駄も省けて経済的です。
細かい気泡でお悩みの方にはオススメです。
使用する時は、火災や火傷などの注意すべき点に十分に注意して、エンボスヒーターを長時間レジンにあてないように使用して下さい。
