こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
シリコンモールドや自作の型などで作った場合、種類によってはバリ処理が必要な場合があります。
そこで、今回は側面にできた気泡の穴やレジン液が流れてできた凹凸などをヤスリを使って処理し、ニスを塗って綺麗にレジンを仕上げる方法を紹介させていただこうと思います。
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レジン仕上げ・バリ処理に使う道具
ヤスリ類
金ヤスリ |
3M(マイクロファイン・ウルトラファイン・スーパーファイン |
バッファー(ネイル・クラフトどちらでも使用可) |
『説明』
しっかり削りたい場合は金ヤスリを使うと早く削れます。
少しだけ削りたい場合はネイルなどのバッファーでも削る事ができます。
ヤスリの目の粗さ(番手)について
紙やすりは、シートに塗ってある研磨剤の粗さを数字(#100など)で示しています。
数字が低くなるほど目が粗くなり、よく削れます。
数字が高くなるほど目が細かくなっています。
粗いもので大まかに削り、目の細かいもので削って仕上げていきます。
商品自体に#100(ひゃくばん)など記載されています。
目的によって使い分けると良いでしょう。
粗目 | #40〜100 |
中目 | #120〜240 |
細目 | #280〜800 |
極細目 | #1000〜 |
参考:DIY工具紹介部様
コンパウンド・ニス類
艶出しニス |
コンパウンド |
光沢スプレー |
『説明』
オススメはタミヤの艶出しニスです。塗るだけで簡単にツヤツヤに仕上がります。
コンパウンドで磨く方法もあります。
サンドペーパーと同じように粗目・細目・仕上げ用と種類があります。
光沢スプレーは、まだ使用していませんが、綺麗に艶が出て良い仕上がりになり、UVカットもできるようなのでのせておきました。
【追記】
光沢スプレー使用してみました。
ニスは薄塗りして乾燥させなくてはいけなくて、塗るのが少し難しいと感じる場合がありますが、それに比べるとニスよりも簡単に艶を出すことができました。
ただ、使用の際には吸い込んだりする危険を回避するために屋外で使用し、遠目からスプレーする方が良いです。
蝶のモチーフ作り
1.シリコンモールドにレジン液を入れ、エンボスヒーターで気泡を消してから、全体に広げます。 角や細い場所は気泡が入りやすいので気をつけます。 ハートのパーツを入れてUVライトに照射して硬化させます。 |
2.色を3色(水色・紫・マゼンタ)作ってラメを入れたものをのせていきます。 左下は緑のラメで色をつけています。 |
3.ほどよく色が馴染んだら、硬化させます。 |
4.レジンモチーフの完成です。 (写真はヤスリ途中のもので、粉が付いてしまってくすんでいます) |
仕上げ工程【バリ処理方法とニス塗り方法】
1.側面に凸凹ができています。 (写真は分かりやすくする為、全体を軽く削って白くしています) (写真を撮る都合で、木のクリップで挟んでいますがレジンに傷が付く場合がありますので、ご注意ください) |
2.金ヤスリをなるべく水平にあてて削っていきます。 細かい粉が出ますので、吸い込まないようにマスクや保護メガネ等をして気をつけてください。 |
3.角などは角度を変えて少しずつ丁寧に削っていきます。 大きな穴がある場合は、穴にレジン液をつまようじなどで入れて一度、硬化してから削ると良いです。 (色のついている部分は同じ色のレジン液で直すほうが良いです。) |
4.角も丸くしておきます。これを側面全体に繰り返します。 表面は気泡で穴があいたりしていない場合は削る必要はありません。 (気になる場所や直したい場所がある場合はその都度、直します) |
5.側面全体が平らになったら、艶出しニスを全体に塗ります。 ひっつき虫(練り消しゴムのようなもの)で固定しています。 |
6.しっかり乾燥させます。 乾燥している間はホコリがつかないように、箱などでガードしてあげると良いです。 |
7.ツヤツヤになりました、完成です。 |
レジンの仕上げ まとめ
今回は金ヤスリと艶出しニスで仕上げてみました。
シリコンの種類によっては剥がれやすい反面、バリができやすいものがあります。
エンボスヒーターでモチーフの中の気泡を消しても剥がしてみると、見えなかった位置に(側面など)気泡で穴があいていたりします。
少し手間はかかりますが、これを直すことでより綺麗に仕上がると思います。
なんだか綺麗に仕上がらない、イマイチ透明感が出ない、道具がいっぱいあってわからないなど迷った時、この記事を参考にしてもらえたらうれしいです。
また、オススメのレジン仕上げ用グッズなど発見しましたら、記事にアップしていきたいと思います。
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