レジン着色方法と簡単で綺麗に色が出せる着色料の紹介と使い方を説明させていただきます。
レジンの基本的な着色方法・実際に着色料で作った色見本・マーブル模様・銀河系着色の方法・着色に向かないものなども紹介させていただきます。
※着色に関して、必ずしも色が同じように出るとは限らないと思いますので、その点はご了承くださいm(_ _)m
ヴィトラーユの使用感・色見本を追記しました。
宝石の雫の使用感・色見本を追記しました。
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目次
レジンの着色について
着色料紹介
宝石の雫
【説明】
宝石の雫というUVレジン用着色剤です。
基本カラーは12色です。
- Pink(ピンク)
- Red(レッド)
- Orange(オレンジ)
- Yellow(イエロー)
- Yellow Green(イエローグリーン)
- Green(グリーン)
- Cyan(シアン)
- Blue(ブルー)
- Purple(パープル)
- Brown(ブラウン)
- Black(ブラック)
- White(ホワイト)
ネオンカラー(4色)&偏光パール
- Neon Pink(ネオンピンク)
- Neon Orange(ネオンオレンジ)
- Neon Yellow(ネオンイエロー)
- Neon Green(ネオングリーン)
- Polarization Pearl(偏光パール)
高品質なのでイヤな匂いがほとんどしないです。
一滴ずつ垂らして使えるので、着色剤を机に大量にこぼしたりする心配がありません。
液体タイプでレジンに馴染みやすく、着色剤を混ぜることで好きな色を作れます。
美しい発色で、退色しにくいようです。
※ネオンピンクとネオンオレンジは直射日光に当て続けると退色してしまうようです。(二液性レジンにも使用不可)
透明顔料(ピカエース)・色付きラメ
【説明】
UVレジンは紫外線を透過させて硬化させる為、着色料も紫外線を透過するものでないと硬化しない可能性があります。
透明顔料のピカエースは紫外線を透過するのでUVレジン・エポキシレジンの両方使えて便利です。
ピカエースは、ネイルショップに行くとたくさんあります。
袋に入っているので小さいケースに分けて入れておくと使いやすいです。
グリッターラメは単体では色が出にくいので透明顔料などと合わせて使うと良いです。
NRクリアカラー
【説明】
UVレジン・エポキシレジンの両方使えて便利です。
マゼンタ・オレンジ・イエロー・ブルーの4色です。
レッドやグリーンやアクアマリンなど簡単に自分の好きな色を作ることができます。
透明度が高く鮮やかな色味でレジン液に混ざりやすく使いやすいです。
色見本等はレジン着色NRクリアカラーの色の作り方(割合)で説明しています。
ヴィトラーユ
【説明】
透明感に優れた絵具です。
手芸店に置いてあり、UVレジンで使用できました。
レジン液に入れる量でかなり色の違いがあると思います。
ブラウンは少量だと薄い茶色ですが、多く入れると黒に近い濃い茶色になりました。
色の表記がかわかりにくい場合は、中身の紙の色の文字の部分(ホワイトなど)が色の見本なので、その部分の色を見るとわかりやすいです。
着色する時にあると便利なもの
空のケース・極小スプーン
【説明】
空のケースと耳かきくらいの極小スプーンです。
ケースにスプーンがセットになって売っているものもあります。
おまけで付いてきたものですが、正直、長さが短すぎて使い勝手は微妙です。
長いタイプのもの(クラフトツール・調色ステックなど)が使いやすくてオススメです。
クリアポケット
【説明】
平らなので色を混ぜやすく、流し込みやすくて便利です。
捨てる際にはレジン液を拭き取る手間が無く、そのまま捨てることができます。
ベタベタするのが嫌な場合は、ライトで硬化させて剥がしてそのまま捨てられます。
クリアポケットで氷柱を作ることもできます。
作り方はレジンで氷柱作りで紹介させていただいてます。
調色パレット(パジコ)
【説明】
パジコの調色パレットです。
おわん型で色を混ぜやすいです。
持ち手が付いていて注ぎやすい構造です。(注いだ後にレジン液が底の方まで垂れることがあるので注意が必要です)
使用後もUVライトにあてて着色したレジン液を硬化するとペリっとはがせて何度も使えます。
溝の部分に調色スティックを置くこともでき、とても便利です。
レジンの着色方法
UVレジンの着色方法(基本)
1.UVレジン液をケースの中に入れ、透明顔料を少し入れます。 少しずつ入れます。(たくさん入れすぎると硬化不良の原因になります) |
2.つまようじなどでよく混ぜます。 一方向になめらかにまぜると気泡が入りにくいです。 |
3.ダマにならないようにしっかり混ぜて、UVライトで硬化させたら完成です。 |
エポキシレジンの着色方法(基本)
(UVレジンと流れはほぼ同じなので写真は省略させていただきます、すみません)
1.主剤をカップに入れ着色料を少し入れます。
たくさん入れすぎると硬化不良の原因になります)
2.撹拌棒などでよく混ぜます。
一方向になめらかにまぜると入りにくいです
3.色が決まったら硬化剤を入れ、よく混ぜたら完成です。
ミルキーカラー(ピンク)の作り方
1.UVレジン液2gに対してディープレッドを極小スプーン1杯、入れてよく混ぜます。 |
2.ナチュラルホワイトを極小スプーン2杯入れてよく混ぜます。 |
3.色をつけたレジン液を型に入れて固めたら完成です。UVライトを当てる時間はやや長めにしてください。 硬化直後はレジンが熱くなっている可能性があるので、冷ましてから型から取り出して下さい。 |
ラメの作り方
1.UVレジン液2gに対して星の欠片(パジコ)パープルのラメをお好みの量を入れます。 |
2.型に薄くレジン液を引いて固めます。ラメで着色したレジン液を入れて固めます。 色を出そうと思ったら、かなりの量のラメを入れないとなかなか厳しいです。 (写真が見えにくくて申し訳ないです) |
着色見本
宝石の雫
レジン液4gに対して宝石の雫を1滴ぐらい入れています。
ピンク | レッド |
オレンジ | イエロー |
イエローグリーン | グリーン |
シアン | ブルー |
パープル | ブラウン |
ブラック | ホワイト |
ネオンピンク | ネオンオレンジ |
ネオンイエロー | ネオングリーン |
偏光パール |
(※色見本は必ずしもこの色になるとは限りませんので参考程度にご覧ください)
ピカエース
レジン液2gに対して耳かき1杯強ぐらい入れています。
ディープレッド | レモンイエロー | ||
ホットピンク | マリンブルー | ||
ストロベリーミルク | スカイブルー | ||
スイートオレンジ | ナチュラルホワイト | ||
グレープ | ジェットブラック | ||
チョコレートブラウン |
(※色見本は必ずしもこの色になるとは限りませんので参考程度にご覧ください)
ヴィトラーユ
ホワイト | イエロー |
ピンク | ピンク(濃い目) |
ブラウン | ブラウン(濃い目) |
オールドピンク | パルマ |
(※色見本は必ずしもこの色になるとは限りませんので参考程度にご覧ください)
UVレジン着色に向かないもの
ダイソーガラス絵の具を使ったガラスカレットの作り方で説明していますが、ガラス絵の具をレジン液に混ぜたところ、分離して、綺麗に混ざりませんでした。
全く使えない事はありませんが、綺麗に色を出すこと難しそうでした。
プリンターの補充インクも同じようにUVレジンには使えませんでした。
(二液タイプのレジン液では使える可能性があります。)
ダイソー『パステル』ピカエースと比較(UVレジン)
1.パステルを用意します。 |
2.パステルをカッターで削り、レジン液に混ぜます。 |
3.(左)ピカエース(右)パステル |
4.(左)パステル(右)ピカエース |
解説
3を見ていただくと、黒(濃い色)は遠目からはピカエースも、パステルも同じように見えます。
溶けきれない粒が少し目立ちます。
黒でも、パステルの方は、薄くのばしてみると、薄い部分では粒が目立ちます。
なんとか使えそうですが、透明感を出すには厳しいかもしれません。
優しい色合いを出す方法
ダイソーのパステルを使用して、ほんわか優しい色合いを出す方法を考えてみました。
レジン色付け ダイソーのパステルの使い方【優しい色合いを出す方法】で具体的に作り方を説明しています。
様々なレジン着色方法 リンク一覧
簡単な模様の作り方→★着色したレジン液を落として模様を作る方法★ |
ネイルの手法で作るマーブル模様の作り方→★ウォーターマーブルで作るマーブル模様★ |
幻想的な世界を表現できる→★銀河系色の作り方★ |
着色ナシで綺麗な色を出す方法
作品例1 乱切りホログラムでキラキラレジン
乱切りホログラムを使うことで、着色しなくても綺麗な色を表現できます。
乱切りホログラムでキラキラレジンの作り方で紹介しています。
作品例2 グラスビーズで透明感のある色を出す
グラスビーズで、綺麗な色を出すことができます。
キャンディーカラー【レジンラベンダーボトル作り方】で紹介しています。
作品例3 オパールグレインで背景を作る
オパールグレインを使って背景にします。
グラデーションや色をぼかしたりするのが苦手な方でも簡単にできます。
オパールグレインSSを使用したレジンキーホルダー作り〜猫のお散歩〜で紹介しています。
レジン着色 まとめ
レジンの着色は難しくて、なかなか思い通りの色が出せなかったり、着色料も色々あってどれがどんな色になるのか試してみないとわからなくて、大変ですよね
数ある着色剤の中で、オススメは宝石の雫とピカエースとNRクリアカラーです。
宝石の雫は、少量ずつ使えてこぼす心配も無く色も綺麗に出せるので使いやすいです。
ピカエースは、種類が豊富で色のバリエーションも多いところが良いと思います。
ラメやホログラム、オパールグレインなどあり、作品作りの幅が広がります。
NRクリアカラーは、液体なので混ぜやすく、好きな色を自分で作ることができます。
透明感を出せますので、本当にオススメです。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
また何か発見したら書こうと思います。
良かったらみなさんも参考にしてみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうごさいました( ´ ▽ ` )ノ
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